2011年4月9日土曜日

フィンランド旅行(2011.4.3~2011.4.10)④ヘルシンキ駅・大聖堂・寺院

ヘルシンキ駅





ヘルシンキ大聖堂

1800年代前半にドイツ人の建築家、カール・ルードヴィッヒ・エンゲルにより30年かけて作られた。

1808年にヘルシンキで大火事があったため、大部分の建物が焼失してしまったそうなのです。そのため彼は公共建築物をデザインする目的で1816年にヘルシンキにやってきて設計を行い、その後も責任者として建築の管理を行ったそうです。

大聖堂前にはセティーナ広場(元老院広場)があり、囲うように建物があります。それらも彼の設計で、西側の建物がヘルシンキ大学校舎、東側の建物が閣議公邸として使われています。

ヘルシンキ大聖堂正面にある銅像はロシアの皇帝アレキサンダー2世。1809年から1917年の間、フィンランドはロシア帝国の支配下にあったが、アレキサンダー2世はフィンランド独自の政治体制や文化を認めたことからフィンランドの人たちの間で英雄と慕われているのだそうです。

フィンランドの有名な作曲家ジャン・シベリウスの葬儀を行ったことでも有名。




ウスペンスキー寺院

1868年、アレキサンダー2世が君主となっていた時期に完成した教会で、ロシア正教の教会では北欧で一番大きい教会。
ウスペンスキーという言葉はロシア語で「眠りの」という意味を持つ形容詞で、世界各地の正教会の聖堂はウスペンスキー寺院と呼ぶのだそうです。


ウスペンスキー寺院の動画


フィンランド旅行(2011.4.3~2011.4.10)⑤ につづく

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