2014年10月6日月曜日

九州旅行記⑤4日目(9/23)長崎観光

スケジュール

長崎一日観光

(宿泊)
カサノダ(長崎)

この日は長崎の一日観光です。

朝のゲストハウス

おはようございます。

長崎観光

まずは長崎駅に行って一日乗車券を買いました。

出島

出島は鎖国が行われていた江戸時代に唯一海外との貿易が許可されていた所。

当時は海上に作られた人工島だったそうですが、今は埋め立てられていて道路に挟まれた一角となっています。

出島のことがたくさん解説されてました。

鎖国の行われていた間200年以上もここが唯一の海外との交易ができた所だったこと、貿易船がいない間は十数人のオランダ人(商館員たち)が住んでいたが厳しく規制され退屈な生活を送っていたこと、オランダの貿易船は年に1度やってきたこと、蘭学と言われる西洋の学問がここを通じて入ってきたこと、などなどです。

大浦天主堂

日本最古の木造教会で、国宝にも指定されてるそうです。

入り口には1864年に竣工したと書かれていました。出島のオランダ貿易が1641年から1859年まで行われたということなので、開国の波が押し寄せてきて出島もその役目を終えたなんて混乱の時期に建てられた教会なんでしょうね。
踏み絵とかも展示されてました。

これは後で調べたことですが、踏み絵は最初はキリシタン狩りに効果はあったものの、次第に役人の前では堂々と踏むようになったのだそうです。

そして長崎で踏み絵が廃止されたのは1856年ごろのこと。
でも明治政府はまだまだ五榜の掲示を掲げるなどしてキリスト教を禁止していたようです。キリスト教弾圧が終わったのは1873年(明治6年)に五榜の掲示を撤去したとこまで至るらしいです。

大浦天主堂が建てられたのは1864年だとすると、長崎は開港地ということで進んでいたんでしょうか。。。

グラバー園

大浦天主堂の奥にはグラバー園があります。
長崎開港と同時に来日した貿易商グラバーが住んでいた洋風建築があります。
グラバー邸は1863年に建てられたということなので、大浦天主堂が作られたのと同時期ですね。

敷地内にはその他にもリンガー邸、オルト邸といったたくさんの洋館があります。


園内に2個あるというハートの石も見つけました。

長崎伝統芸能館を抜けて、出口です。

出口で買ったびわの実アイスもおいしかったです。

孔子廟

今度はちょっと歩いて孔子廟に行きました。

孔子廟とは儒教の創始者である中国の孔子を祀った建物です。
奥は博物館になっていました。(写真撮影禁止)

孔子は今から2500年以上も前の紀元前6世紀の人物。
6つの経典を持つ儒教の祖で、3000人もの弟子がいて、弟子達へ伝えた言葉を集めて作られた論語といったものもあるそうです。
また、儒教では、仁・義・礼・智・信という5つの徳目(5常)を充実させ、父子の絆(父子)や年長者を敬うこと(長幼)を含む5倫の関係を維持することが大事と伝えているのだそうです。

長崎は鎖国の時代も中国と貿易を行っていた所。
当時唐人屋敷があったりと長崎は中国と非常に関わりが深かったこともあって、1893年に清国政府と在日華人が協力して中国の総本山並に伝統美あふれた孔子廟を長崎に作ったのだそうです。

オランダ坂

さらに歩いてオランダ坂に行きました。

ここは横の洋館に寄ったりしたけどさらりと通過しました。

ランチ

もうこの時1時を回っていました。
ランチは前日お祭りもやっていた出島ワーフのレストラン街で食べることにしました。
この日もお祭りやってました。

そして食べたのはこちら。
長崎で必ず食べようと思っていた長崎ちゃんぽんです。

とってもおいしいちゃんぽんでした。

原爆資料館

ご飯を食べた後は電車を使って原爆資料館に行きました。
原爆のことについてたくさんのことが解説されていました。


平和公園

次に平和公園に向かいました。

その途中の公園に原爆落下中心地もありました。

1945年8月9日11時2分、この上空500メートルの所で原子爆弾は爆発したのだそうです。

そして平和公園です。
この平和記念像は、右手は原爆を示し、左手は平和を、顔は戦争犠牲者の冥福を祈ることを象徴しているのだそうです。

平和公園を見た後は、電車に乗って、今度は眼鏡橋を見に行くことにしました。

眼鏡橋

現存する日本最古のアーチ型の石橋なのだそうです。
1634年にかけられたということです。
出島のオランダ貿易が1641年から始まったと上で書いたので、鎖国が始まるほんの数年前にこの橋はかけられたということになりますね。

興福寺

次は興福寺。行ってみたのですが。。。
この時既に17時半。
既に閉まってました。

ちなみに興福寺は1624年中国僧によって作られたのだそうです。

崇福寺

電車の乗り場に行くのにもう一つ崇福寺の前を通るので、ダメ元で見てみることにしました。
空いてたのでちょとだけ、のぞいてみました。
建てられたのは1629年。長崎で貿易を行っていた華僑の人々が建てたのだそうです。
中国様式の寺院としては日本最古のものだそうです。

興福寺も崇福寺も、出島の鎖国が始まったり眼鏡橋ができるほんのちょっと前に中国人によって作られたということですね。

この時もう18時になってました。
ちょっと疲れたけど、稲佐山の夜景を見に行きます。

稲佐山の夜景

稲佐山は遠かったです。
電車で宝町という駅に行って、そっから10分ちょっと、何もない道を歩きました。
ロープウェイを降りて展望台に向かいます。

しかし天気は、、どしゃぶりになってしまいました。

なので、ちょっとしか撮れなかったから良い写真がないのですが、、一枚だけ。
こちらが世界新3大夜景の長崎稲佐山からの景色です。

帰りは雨もひどかったしバスを使いました。

オクトーバーフェスト

最後は出島ワーフそばでやっていたオクトーバーフェストを見に行きました。

この日はオクトーバーフェスト最終日、すごい盛りあがってました。


ドゥンケルビアというビール、それと骨なしアイスパインを注文しました。

バンド演奏もずっと流れていました。
最後は超どしゃぶりでしたが、とっても楽しかったです。

つづく

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