조선왕릉 (朝鮮王陵)
朝鮮王陵は朝鮮王朝時代(1392年~1910年)の王と王妃の墓のことを言います。なので朝鮮王陵自体は韓国にも北朝鮮にも点在しているのですが、韓国が申請した40基が2009年6月に世界遺産として登録されました。
その40基の中でも、ソウル市街にあってかつアクセスの容易な宣陵/靖陵(同じ敷地内)に行ってきました。
기념비 (記念碑)
世界遺産の記念碑です。
조선(チョソン):朝鮮
왕릉(ワンルン):王陵
세게(セゲ):世界
유산(ユサン):遺産
漢字の発音が似てます。
문 (門)
では中に入ります。
선릉 (宣陵/ソンルン)
入ってすぐにあるのが朝鮮王朝の第9代の王である成宗王と王妃のお墓の宣陵です。左の写真は王の墓、右下の写真が王妃の墓になります。
정릉 (靖陵/ジョンヌン)
こちらは成宗王の息子にあたる第11代の王、中宗の墓。
ちなみに第10代の王である燕山君は中宗の異母兄弟にあたるのですが、極悪非情な暴君とのレッテルを貼られて失脚。お墓もあるのですが、王陵とはならず、もちろん世界遺産にも登録されていないそうです。
そして、宣陵をあとにしました。
そして、宣陵をあとにしました。
점심 (昼食)
お昼はソウル駅でロッテリア。
롯데리아 (ロッテリア)
ロッテリアもロッテグループ。そしてロッテリアの数は日本よりも韓国の方が多いぐらい、ロッテリアは有名みたいです。
불고기 버거 (ブルコギ バーガー)
韓国で食べたかったハンバーガー、ブルコギバーガーです。
수원화성(水原華城/スウォン ファソン)
もう一つの世界遺産がこのスウォンという村にある華城。ソウルから電車で1時間ぐらいかけてやってきました。
華城は朝鮮王朝時代に作られた外周の城壁は5kmを超える大きな城。ただ、軍事的な目的ではなくて、朝鮮王朝第22代の王である正祖大王が、父の墓をこの地に移した時に作った城です。造られたのは18世紀後半のことなのですが、洋風建築も取り入れられていて、城郭には石材だけでなくレンガも使われているというのが特徴なのだそうです。
팔달문 (八達門)
バスから撮った城郭の門。華城四大門の一つで南門になるそうです。
화성행궁 (華城行宮)
華城の内側には華城行宮があります。ここは王の別邸だったそうです。
성곽 (城郭)
続いて城郭にも登りました。
급행열차 (急行列車)
行きは地下鉄で1時間かけて行ったのですが、帰りは急行列車を使って30分ぐらいでソウルに戻りました。
티켓 (チケット)
수원(スウォン)から서울(ソウル)へのチケット。所要時間は30分、値段は2,600ウォン(200円ぐらい)。
무궁화 호(ムグンファ 号)
日本の列車は地域ごとで愛称が付いていますが、韓国は種別で分かれています。
KTXが新幹線並みで、その後特急のセウマル号、そしてヌリロ号、最後が急行から普通並みのムグンファ号となっています。
ムグンファというのはムクゲという花のことで韓国の国花にもなっているそうです。
서울 역 (ソウル 駅)
ソウルに無事帰ってきました。
박물관 (博物館)
そして地下鉄で이촌(ニ村/イチョン)駅に行きました。
국립 중앙 박물관 (国立 中央 博物館)
石器、書物、彫刻、仏像などたくさんの展示品を見てきました。
저녁 밥 (晩ご飯)
晩ご飯はミョンドンに戻って食べました。
博物館が閉館の9時近くまで見ていたため、もう遅い時間になってました。
歩きまわって疲れてたし、見つけた目の前お店で食べました。
설농탕 (ソルロンタン)
ソルロンタンは牛の骨や肉、内臓などを使ってダシをとったスープだそうです。
これをおかゆにして食べました。
韓国旅行'09(2009.12.3~2009.12.06)⑦景福宮観光 につづく
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