2009年12月4日金曜日

韓国旅行'09(2009.12.3~2009.12.06)⑤38度線 DMZツアー(後編)

DMZ투어 후편 (DMZツアー 後編)

午後のツアーは板門店(パンムンジョム)です。

午前の第三トンネルツアーだけの人はランチを食べて別のバスでソウルに帰って行きましたし、反対に午後だけの板門店ツアーの人達も合流して、そして板門店へ行きました。

板門店は北朝鮮と韓国の国境上にあって、両国の対話をする場所。第二次世界大戦ののちソ連が建国した北朝鮮、アメリカが建国した韓国と2つの国に分かれてしまいましたが、そののち1950年には朝鮮半島の領土争いのために朝鮮戦争が始まり(アメリカとソ連の代理戦争と言われています)、そして1953年に停戦協定をした場所でもあります。
現在もまだ停戦中。国境上の真上に会談用の建物が建っていて、北朝鮮側そして国連軍の韓国側の両陣営が対峙した形になっています。

ツアーはDMZ内、地続きでコンクリートの杭しかない国境線目の前まで行くこともあってツアー参加にはいくつも制約がありました。
パスポート持参、服装、年齢、24時間以内の飲酒禁止、などです。
以前はアメリカを連想させるということでGパンさえもNGだったそうですが、今では古びたGパンや穴のあいたGパンなどに限ってNGとなっているみたいです。私もGパンでしたが大丈夫でした。
とはいえ服装はツアーの方で着替えを用意しているということで、それに着替えれば入れないということにはならないようには配慮していました。

実際には国連軍のゲストという立場になり、国連軍のキャンプでツアーバスから国連軍の用意したバスに乗り換えて板門店内部に向かいました。




판문점 (板門店)

中央にある建物、青が国連軍の建物で、白は北朝鮮の建物になります。正式には「軍事停戦委員会本会議場」というそうです。
手前の道路は韓国ですが、芝生の向こうは北朝鮮になっています。



韓国軍の兵士が建物から半分だけ体を出して北朝鮮を向いています。
北朝鮮の兵士、この時はいなかったのですがいるときは向こう側から同じように体を半分だけ建物に隠れて立ち、こちら側を向いているのだそうです。

とはいえ韓国の軍人と北朝鮮の軍人は仲が悪いかというとそこまでではなくて、簡単な会話程度のことはしているとのことです。

北朝鮮側の施設。板門閣(パンムンガク)というそうです。

北朝鮮の人を見かけても、その人に向かって手を振る、指を差す、などのことは一切してはいけないということでした。
攻撃の口実になるような疑わしい動作をしてはいけないからなのだそうです。

もちろん間違っても走って国境を超えようというのはもってのほかで、そんなことしたら国境を超える前に両サイドから撃たれて射殺されますよ、と。。。


板門閣を警備する北朝鮮の兵士。
今回のツアーで唯一見かけた北朝鮮サイドの人です。

家庭的にも恵まれ、学力、体格などの条件を満たし、金正日をこよなく愛し、韓国に亡命することはありえないというエリート中のエリートのみこの板門店の警備にあたるのだそうです。

もちろん韓国側も体格に見劣りしない175cm以上の身長を持つこと、そして国連軍と英語で通常会話ができるという人しか配置されないのだそうです。

韓国側の施設。

正面が平和の家。そして今いる建物が自由の家と呼ばれている建物です。
自由の家の目の前にバスが止まり、そして決められたルートのみしか回れないよう行動は制限されていました。


本当は軍事停戦委員会本会議場の青い建物の中まで見学する予定だったのですが、この時鳥インフルエンザが流行っていたためということで、中に入ることはできませんでした。



国連軍の兵士。

この板門店を中心とした北朝鮮軍および韓国軍を筆頭にした国連軍が共同で警備する一帯を共同警備区域(JSA: Joint Security Area)と呼ばれていて、現在JSAを警備する国連軍は8割が韓国軍、そして残り2割のほとんどがアメリカ兵で構成されているのだそうです。

これで板門店ツアーまで無事終了。バスでソウルに戻りました。



ソウルに帰ってきてソウル市庁駅前、ここに大きなクリスマスツリーが立っていました。

덕수궁 (徳寿宮)

次はソウル市庁駅前にある徳寿宮に行きました。

徳寿宮はソウル市内の5大王宮の一つ。1600年頃に数年間一時的に王宮として利用されていて、当時は慶運宮と呼ばれていたそうです。その後ずっと別の場所が王宮となっていたのですが、1897年から再度この場所を王宮として利用するようになったということです。
現在の名称になったのは1907年のこと、当時の皇帝がこの王宮に残った父の長寿を願って徳寿宮に改名したのだそうです。


대한문 (大漢門/テハンムン)

徳寿宮の正門です。
ここで毎日14時に伝統行事の王宮守門将交代式が行われているそうです。


광명문 (光明門/クァンミョンムン)

中に鐘と水時計が置いてあります。世界最古の水時計なのだそうです。





청계 광장 (清渓 広場)

次はちょっと歩いて清渓広場という公園に行って写真を撮りました。




동대문 (東大門)

そして東大門に来ました。





떡볶이 (トッポギ)

屋台でお餅の煮込み、トッポギを食べました。


찌짐 (チヂミ)

これも屋台で食べたチヂミ。




CASINO (カジノ)

東大門の次はソウル駅にやって行きました。



서울 역 (ソウル 駅)

この日はそのままスルーです。


目的はこちら、CASINOです。



韓国旅行'09(2009.12.3~2009.12.06)⑥朝鮮王陵・華城 につづく

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韓国旅行'09(2009.12.3~2009.12.06)④38度線 DMZツアー(前編)

ソウル2日目は38度線に行くDMZツアーを申し込んでいました。

DMZ투어 (DMZツアー)

DMZとは韓国と北朝鮮との間一帯に作られた領域で、両国間の直接の武力衝突を避けるために互いに武器を持って侵入してはいけないという非武装の地帯のことです。
DMZの内部には一般には立ち入ることはできないのですが、ツアーに参加することで入ることができるようになっています。
また北朝鮮との国境線の真上に建っている会談のための建物”板門店(パンムンジョム)”や北朝鮮が韓国に攻め込むために国境の地下に掘ったトンネル”第三トンネル”もこのツアーで見学してきました。


롯데 호텔 (ロッテ ホテル)

バスツアーの集合場所はこのロッテホテルでした。
ロッテホテルはソウルでもトップクラスの有名ホテル。日本のお菓子メーカーのロッテの系列でもあり、ロッテの創業者は韓国出身ということもあって韓国でも大きな事業展開をしているそうです。

엔트런스 (エントランス)

ロッテホテルエントランスのオブジェです。

일루미네이션 (イルミネーション)

外はイルミネーションが飾ってありました。


포장마차 (屋台/ポジャンマジャ)

でもちょっと早かったので表の屋台でつまみ食い。


そしてバスに乗って出発です。

バスの中ではコンダクターの方にたくさんのことを解説してもらいました。

もともとは一つの国、同じ民族の韓国と北朝鮮が第二次世界大戦によって2つに分かれてしまったこと、日本の終戦記念日は韓国にとって日本の植民地からの独立記念日であること、その後韓国と北朝鮮間で起きた朝鮮戦争のこと、それによって国境近辺に軍事境界線が引かれそしてDMZ(DeMilitalized Zone)が作られたこと、国境上に建てられている板門店のこと、その周囲の両国が共同で警備するJSA(Joint Security Area)のこと、北朝鮮からの脱北者のこと、などなどです。

このとき紹介していたJSAという映画は日本に帰ってから見ました。
ツアーコンダクターは南北間の戦争のことを世界戦になってしまった同民族の兄弟げんかと言っていたのですが、そのように言っていたことが分かるすごく悲しい内容でした。日本から見た韓国、日本から見た北朝鮮しか私は見ることができていなかった気がします。


버스 (バス)

サービスエリアで撮った、今回のツアーで乗ったバスです。


そして都羅山駅に着きました。

都羅山駅は韓国最北端の駅。
朝鮮戦争の結果、北朝鮮との間にあった線路はすべて分断されていたのですが、北朝鮮と線路で結ぶために2002年この都羅山駅が作られ、そしてDMZをまたいで線路が作られたそうです。2007年には一時的に北朝鮮との間で貨物列車も運行していたそうですが、現在は両国間をまたいでの列車は走っていないとのことです。



도라산 역 (都羅山/トラサン 駅)



서울 56km (ソウル 56km)
평양 205km (平壌 205km)

ここには国境が描かれていないです。


남쪽의 마지막 역이 아니라
북쪽으로 가는 첫번째 역입니다.

南側の最後の駅でなく北側へ行く一番目の駅です。



次に第3トンネルに行きました。

このトンネルは北朝鮮が韓国に攻め込むために極秘で掘ったトンネル。作成途中で韓国側が発見したために侵略に利用されるまでには至らなかったというものです。
トンネル内の北朝鮮との境はコンクリートで壁が作られておりふさがっているそうです。

このトンネルは1978年に発見されたもの、現在第4トンネルまで見つかっているそうです。



제3땅굴 (第3トンネル)

球体の切り口には、朝鮮半島の地図が描かれていました。北朝鮮と韓国の地図が凹凸になっていて、はめ合わせて1つの球体にすることを願っているオブジェなのだそうです。


これはトロッコ用の出入り口です。

トンネルは北朝鮮が掘っている最中に韓国が発見したのでトンネル自体は未完成になっています。
韓国側にはトンネルを発見したときの調査時の穴がもうひとつあり、その穴を使って私は入りました。そしてトロッコを使ってここから帰ってきました。


次にバスに乗って向かったのは都羅展望台。

見晴らしのいい高台の展望台で、北朝鮮側を良く見ることができる所です。


도라 전망대 (都羅 展望台)

ちなみに辞書で 도라 전망대 を変換したら、助けなさい展望台 となりました。


都羅展望台はDMZの外側に位置しているのですが、韓国軍管理下の建物になっています。

写真を撮ることができるのはPhoto Lineまで。
展望台からは北朝鮮の景色が見えました。


次は自由の橋に行きました。

自由の橋は北朝鮮との国境近くにあるイムジン川にかかる橋。現在は統一大橋という橋が別にあるので先ほど行った都羅山、第3トンネル、それと後で寄る板門店へ向かうルートは別にあるのですが、以前はこの橋が唯一イムジン川を渡れる橋だったそうです。
1953年に北朝鮮と韓国との間で休戦協定が結ばれたとき、韓国軍の捕虜が「自由万歳」と叫びながらこの橋を渡ったことからこのように呼ばれているそうです。


자유의 다리 (自由への橋)

現在は鉄道の橋となっています。



観光客が入れる自由の橋はこの橋まで。
この先は通行禁止になっていて線路の架かった所までは入れなくなっていました。


朝鮮戦争中に襲われた汽車が展示されていました。



自由の橋を見学した後はランチです。



콘서트 (脱北者のコンサート)

北朝鮮を捨てて、夜、川を泳いで韓国に亡命してきたのだそうです。
韓国語の唄、そして1曲だけ日本語で「乾杯」を唄ってくれました。


韓国旅行'09(2009.12.3~2009.12.06)④38度線 DMZツアー(後編) につづく

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2009年12月3日木曜日

韓国旅行'09(2009.12.3~2009.12.06)③夜のソウルへ

ソウル初日、後半です。

호텔 (ホテル)

荷物を駅のコインロッカーから取り出し、まずは荷物を置きにホテルに向かいました。


서울 유스 허스텔 (ソウル ユース ホステル)

予約していたのは忠武路(チュンムロ)駅徒歩5分のソウルユースホステル。
しかし、道が分かりにくくて迷ってしまいました。
さらに実際にはゲートまでが迷わなくても歩いて10分程で、さらに山の上に建てられていたのでさらに 7~8 分といった具合、ちょっと遠かったです。


건물 (建物)

でも、このホテル、出来たのが2006年と最近のことなので、すごくきれいでした。


방 (部屋)

予約していたのはドミトリー10人部屋。一泊15,000ウォン(1,000円)。
シャワー・トイレはこの部屋内にあってみんなで共同。ロッカーが手前にあって、荷物はそこに入れて鍵をかけておいて使いました。
しかも初日は私一人しかおらず、個室同然でした。

それでは夜のソウルに出発です。





명동 (明洞/ミョンドン

そしてミョンドンに行きました。
ミョンドンはソウル一の繁華街です。

まずは。。。


불고기 집 (焼肉 店)

韓国なら焼肉!
ということで焼肉屋さんに入りました。



맥주・사이드 메뉴 (ビール・サイド メニュー)

たくさんのサイドメニューが出てきました。

불고기 (焼肉)

店員さんが焼いてくれました。
とってもおいしいです。



とってもおいしかったのですが、お値段、すごく高かったです。。。10,000円近く。。。
この店は牛肉専門店。ソウルの焼肉といえばどちらかというと豚肉がメインになるようなので、日本人をターゲットにした観光客向けのお店のようです。
私は地元の人も食べるローカルの焼肉を食べたかったのですが、そのつもりで行くと合わないって思っちゃうかもしれないです。
もちろん良心的な店でこのお店はネットでもたくさん見かけました。




안경 집 (眼鏡 店)

お腹いっぱいになった後は眼鏡屋さん。
私は極度の近視と乱視持ち。そして色弱ではないのですが緑と赤の色合いの補正もしているので、日本で買うと1つで数万するんです。
ここで眼鏡とサングラスの2つを15,000円で作りました。


명동 실탄 사격 장 (明洞 実弾 射撃場)

メガネを作っている間に隣のビルにある明洞実弾射撃場に行きました。
拳銃を撃ったのは初めてで、4つの銃を使って各10発づつ、的に向かって撃ってきました。

そして出来上がったメガネを受け取り、ソウルタワーに向かいました。





서울 터워 (ソウル タワー

ソウルタワーへは歩いて行きました。


서울 터워 (ソウル タワー)

ライトアップされててとってもきれいです。


로프웨이 (ロープウェー)

こちらロープウェー乗り場です。
ソウルタワーは南山という山の頂上に立っているのですが、ふもとからロープウェーで頂上に向かいました。


それではソウルタワーからの景色をどうぞ。


とっても素敵な景色でした。


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