2014年5月14日水曜日

トルコ旅行記 - ⑫5日目(5/1)-1.カッパドキア初日前編~財布を失くして大惨事

カッパドキアへ

昨日の夜デニズリを出発したバスはカッパドキアに近づいてきました。


朝の8時、カッパドキアに到着です。

目の前のインフォメーションに行って予約していたホテル名を伝えると車で迎えが来てくれました。

ゲストハウスに到着です。

Nirvana Cave Hotel

私: チェックインお願いします。
受付の人: 今はまだ部屋を使っているから清掃が終わって空くのは10時半以降だよ。
私: まだ8時、時間あるなぁ。レッドツアーのコースをレンタバイクで回ろうと思ってるんですが。。。
受付の人: 朝食はどうする?今日は有料になるけど食べれるよ。
私: じゃぁ食べます。
受付の人: じゃぁ、食べてる間にレンタバイクは持ってきてあげるよ。
私: お願いします。

朝ごはんを食べました。

そして食べ終わった後には、スクーターが用意されてました。

レンタルバイクのおっちゃん: マシンのトラブルは面倒みるけど、事故起こしたりして壊した場合にはあなたの責任になるからね。
私: はい。気をつけます。
レンタルバイクのおっちゃん: ガソリンは満タンにして返すんだよ。スタンドは地図のここにあるからね。
私: 分かりました。

レンタバイク、1日 60TL (3000円弱かな)だったと思います。

私: じゃ、行ってきます。

バイクで出発しました。

途中開けたところからはこんな景色が見えました。

さらに道をまっすぐ走っていくとギョレメ・パノラマに着きました。




素敵な景色が広がってました。

次にウチヒサルを目指しました。
ここかな?と思って曲がりました。

そこから先は石畳みの舗装ですごいガタガタ道でした。
ひどい急坂も多くて、ガタンガタンばいんばいんと走ってて、途中バスが路上に止まってたり民家があったりもしたから道間違えたかなと思って一旦引き返したりもしたんですね。そんな風にうろうろしている間に、気付いたらポケットに入れていたはずの財布がないのに気づいたんです。

かばんかポーチに入れたかもと思って調べてもないし、ギョレメ・パノラマもこのガタガタ道も戻って見回したけどないし、歩いてる人も何人もいたから誰かに持っていかれちゃったかも。。。
いや、そもそもゲストハウスで落としたのかもしれない。

どのみち財布がないのだから一旦戻らなきゃとゲストハウスに戻りました。

再度 Nirvana Cave Hotel にて

私: 財布失くしました。
受付の人: なんだって!どこで失くしたんだい。
私: 分からない。最後に使ったのは、スクーターと朝食でさっきここで支払いをしたときです。実はそこにカードと持ってるお金全部入れてたんです。あたふた・・・
受付の人: ちょっと待て、パニックになるな。今探してやる。

防犯カメラの映像でチェックしてもらいました。

私が支払いをしている時に映っている財布をまず見て、そこからポケットに入れている所。最初短いスニーカーソックスを履いて出かけたけどまた戻って来て長い靴下に履き替えた所、歩いてる所、スクーターに乗る所、全部の映像をチェックしました。

受付の人: 最後間違いなく財布を持って出かけているね。
私: やはり外で失くしてますね。。。

もう一度見てきます。

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ギョレメ・パノラマ
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ガタガタ道
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私: ダメです。やはり見つからないです。カード止めなきゃ。おろおろ・・・
受付の人: Web で連絡先は調べてやるよ。
私: 電話使うつもりなかったので、このスマートフォン、Wifi しか使えないんだ。
受付の人: 貸してやるから手際よくやれよ。

[クレジットカード会社との電話]
いろいろと2転3転しながらだったのでほんとはもっと長々と電話をしてましたが・・・要点だけまとめると多分こんな感じだったと思います。もうパニック状態だったので。。。

私: 今トルコにいるのですがカード失くしました、止めてください。
電話先: 今いる所のポスタルコードを教えてください。

受付の人: うちの住所はこの紙に書いてあるよ。

電話先: クレジットカード番号を教えてください。

受付の人: ここを予約した時のカード番号は分かるよ。

電話先: 本人確認を致します。。。。。しばらくお待ちください。。。。。。

受付の人: なんとかなりそうか?

私: お金を送金してもらうことはできますか?ホテルの人がホテルのIBANに送金してくれれば渡してくれると言ってます。
電話先: 確認します。。。。。

受付の人: 普通そんなの電話したらすぐやってもらえるもんだぞ!

電話先: それはできないです。でもウエスタンユニオンで最大5万円分の Quick Pay という緊急送金をすることはできるのですが、教えてもらったポスタルコードだと、一番最寄りのウエスタンユニオンは車で30分程かかる所ですね。
私: そんな。。。

受付の人: ウエスタンユニオンは歩いてすぐだよ。でも、早くしろ、いつまで電話しているんだ。

私: ウエスタンユニオンは歩いてすぐにあるそうです。
電話先: ホテルと住所を教えてください。。。。確認しますので少々お待ちください。。。。

受付の人: いいかげんにしろ。いつまで電話しているんだ。海外の電話は高いんだぞ。

電話先: ホテルの登録されている住所が異なってますね。ではカッパドキアのウエスタン ユニオンで送金ができるか確認しますのでしばらくお待ちください。。。。

受付の人: 何をしている。そんなに待たせるなんておかしい。電話先にクレーム入れろよ。そうしないお前も問題だ。もう電話を切れ。だいたい財布をポケットになんか入れるな。お前のミスだ。日本の電話だから30分で100ユーロ、もうそれ以上電話しているから200ユーロ支払え。ユー ハブ ノー チョイス。オーケー?

私: プリーズ  ウェイト。。。アイ ハブ ノー マネー(半べそ)

電話先: こちらで準備を進めて申請処理をします。承認がもらえたらコールバックします。通常2、3時間で承認はもらえますのでお待ちください。

と、こんな感じ、結局通話時間は25分ぐらいでした。

そっから、電話は30分もしなかったよということ、お金は手に入りそうでもう一度電話もらえることになったということだの、日本は確認と手続きが大変だから仕方ないんだということだの、シングルの部屋で既に支払っているけど泊まるのはドミトリーでいいから勘弁してくれだの、まぁいろいろと説明しました。

受付の人: さっきは悪かったね。ゴメンネ。
私: 仕方ないです。クレジットカードだけは止めたもののいろいろ心配です。
受付の人: お金はたくさん入っていたのかい?
私: 日本は今 GW という休暇でクレジットカードのキャッシングができないことがあるから、実は日本円を多く持ってたんだ。
受付の人: そうだったんだ。。。部屋、見るかい?
私: ええ、見てみます。


2時間ちょっとしてコールバックがありました。

電話先: カッパドキアのウエスタンユニオンに $485 を送金する準備ができましたのでご連絡します。受け取りは現地通貨になります。Quick Pay のマネー コントロール ナンバーは XXXX になり、パスポートを見せてこの番号を伝えれば受け取ることができます。
私: 分かりました。

受付の人: ウエスタン ユニオンはポスト オフィスにあるけど、今日はもう終わってて、明日は8時に開くよ。今日必要なお金は貸したげるね。100TL あれば十分だよね。

私: ありがとう。

クレジットカードを止めるまでに不正に使われていないかどうか、銀行のキャッシュカードまで手が回らなかったけど大丈夫かどうか、いろいろと不安は残るものの、とりあえず帰ることだけはできそうというところまではたどり着きました。

補足
うっかりポケットに財布を入れてしまったり、今回に限って1つのお財布に全額入れちゃったり、本当にどうしようもないミスが重なってました。深夜バスを多用した旅の疲れもあったかもしれないです。
今までかたくなに海外では電話しないって思ってたけど、一人で旅行するのなら携帯の海外対応は必要だなって思いました。
でも日本に帰って来てから確認してクレジットカードもキャッシュカードも不正利用はなかったです。
帰るまでずっと不安が残ってましたが、損害は落とした現金のみだったのでそれは良かったです。

トルコ旅行記 - ⑬5日目(5/1)-2.カッパドキア初日後編 につづく

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